整備記録
'07. 7. 7 エンジンオイル交換
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エンジンオイルはエンジン内を洗浄し、シリンダー内の気密を保ち、エンジンを冷却します。オイルを交換しないでいると、オイルの粘度が落ちたり汚れ(鉄粉など)が混ざったオイルが循環し、シリンダー内を傷つけ、ピストンが磨耗、混合気もれによる出力低下、燃費の悪化等が起こります。
エンジンを長持ちさせるために、オイル交換を行いましょう。

 

準備したもの。(左から)  
前回の残りのオイル −− 日産純正
新しいオイル −− カストロール プロテクションマグナテック
ウエス −− 捨ててもいいボロキレ
新しいオイルフィルター −− 日東工業株式会社製
フィルターレンチ&
ラチェットレンチ&  −−
エクステンションバー

オイルフィルターを外したり付けたりします
車によってフィルターの場所が違って、必要な工具も違います。

14mmメガネレンチ −− ドレンボルトを緩めたり締めたりします
汚れたオイルの処理箱 −− これを使うと、古いオイルを燃えるごみとして捨てられます
ジャッキ −− 車を持ち上げる道具です

手順としては
1.古いオイルを抜く
2.前回の残りオイルを入れる
3.エンジンON(フラッシング)
4.オイルを全部抜く
5.オイルフィルター交換
6.ニューオイル注入!
7.エンジンON(漏れ無きことを確認)

写真左は現在入っているオイルで1.5リットルくらい残っています。フラッシングに使います。

写真右は新しいオイル カストロール プロテクションマグナテック。磁石のように金属部品に吸着し、エンジン始動時のピストン磨耗を防いでくれそうな一品です。

では、始めます。


まず、古いオイルを1.5リットルくらい抜いて、フラッシング用のオイルを入れる作業を行います

古いオイルを抜くためにジャッキで車の右前を持ち上げますが、その前に安全のために左リヤタイヤ後ろにタイヤ止めを当てます。
 

ジャッキで車を持ち上げます。

車が落ちてきて怪我をしては面白くないので、保険で車載のジャッキも当てておきます。


汚れたオイルの処理箱を準備します。

ビニル袋の口を外側にくるくると巻いておけば、後でしばる時に手が汚れずに済みます。
 


メガネレンチでドレンボルトを緩めます。

始めのカタイ時はメガネレンチ、後は手でドレンボルトをまわします。

1.5リットルだけ抜いて、ぱっとドレンボルトでふさいで、元通り締めます。
(実はこの時に思いっきり手が汚れました。)
締める時も、手で締めて、最後だけメガネレンチで締めこみます。

車が落ちてこないように、丁寧に作業します。


車をゆっくり下ろします。

一気に下ろすとジャッキが外れたり、反動で車が動いてしまったりして大変危険です。
 

フラッシング用のオイルを入れます。

オイルレベルゲージを見ながら適量入れます。

オイルが適量入ったらエンジンをかけて、フラッシングします。5分位たったらエンジンを止めます。

次は全てのエンジンオイルを抜きます。

上と同じ手順でドレンボルトを外し、オイルが出切るまでしばらく待ちます。

チョコレートのように真っ黒になっています。

オイルが全部抜けたら元通りボルトを締めます。

ついでにオイルパンを拭きました。

この時も車が落ちてこないように十分注意します。

次はオイルフィルターを交換します。

SR20エンジンではインマニの下にあって見難いですが、フィルターレンチとラチェットとエクステンションで外せます。

フィルターを外すとこんな感じです。

新しいオイルフィルターです。

この中でオイルはろ過されて、大きなごみが取り除かれます。
 

オイルフィルターのパッキンに少しエンジンオイルを塗って、エンジンに取り付けます。

手で締められるだけ締めます。

ラチェットで最後に増し締めします。  

では新しいオイルを注ぎましょう。

オイルレベルゲージで量を確認しながら、多く入れすぎないように注意します。

適量のオイルが入ったらしっかりキャップを締めます。

エンジンをかけて、オイル漏れがないか確認できたら完了です!

心なしかアイドリングが安定したような変わらないような、そんな気がします。

抜いたオイルです。汚い!

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