レースレポート
2013年12月7日 F4ドライバー日本一決定戦
鈴鹿サーキット
 
予選
 

予選

前夜に考えてきたのは、サーキット前半の連続コーナーの走り方です。
速い選手の走行データを参考にして、各コーナー毎にアクセルの踏み方を変え、
平均速度をもっと上げていくことが課題でした。

予選走行は、初めの4周はタイヤを温め、5周目からアタックという作戦です。
新品タイヤのグリップ力に助けられながら、イメージに近い走り方を実行していきました。

しかし、そうやってスピードが劇的に上がると、昨日までのリズムでは操作が間に合わなくなってしまいました。
コーナーとコーナーの間の時間が短くなって次のコーナに向けてのシフトダウンやステアリング操作が間に合わなかったり、
ストレートエンドでのブレーキングが間に合わなかったり、ブレーキ踏力が弱すぎたりしてしまいます。
そういったリズムの変化を意識して徐々に適応していきます。

1周をきちんとまとめることがなかなかできないでいましたが、最後の周にとにかく集中して走り、
スローダウン車両を避けたりしながらも予選タイムを出しました。同時に自己ベストも更新できました。

結果は18位/22台中。ベテランドライバーさん、シリーズを戦ってきているドライバーさんなどに紛れているので、
悔しいですが実力どおりの位置だと思います。
しかし、どう走ったかというところを振り返ると、前夜にイメージしてきた走り方や課題が実行できたことや、
タイムが上がるとはどういう感覚か、を感じながら走り、自己ベストを更新できたことは良かったと思います。

気持ちの面で、自分なりに良い感触を残して走り終えられたので、
決勝でもさらに自分の走りを高められるよう、メカニックさんと課題を洗い出しました。

 

 
 
       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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