レースレポート
2010年5月9日 F4東日本シリーズ Rd.2
スポーツランドSUGO
 
予選
 

4月30日。
それはレースが押し迫ったテスト走行でのことでした。

徐々にペースを上げていこうと思ったその矢先に、リヤタイヤがホイルスピン。
マシンが完全に後ろ向きになったままコースアウト。そしてガードレールに衝突してしまいました。

レース直前のクラッシュで非常に落ち込みましたが、沢山の方が助けて下さり
メカニックさんが休み返上でマシン修復をして下さったおかげでマシンは復活!
Formula4東日本シリーズ第2戦のSUGOに出場する事ができました!
皆様のおかげです。本当にありがとうございました。

 

予選

天候は晴れ。
レースはスーパー耐久と併催ということもあり、お客さんが沢山来て下さっています。

決勝のグリッドを決める予選タイムアタックは朝8:50分からとなります。
予選の時間にはまだ路面が冷えているでしょうから、序盤は慎重に走り、
強烈なグリップを発揮する温度になるまでじっくりタイヤを暖める作戦で行きます。
前回のレースではスピンをして貴重な走行時間を削ってしまったので、同じミスをしないように気をつけます。

沢山のお客さんが見つめる中、予選開始のアラームが鳴り、いよいよコースインです!

まずはマシンを左右に振ってタイヤとブレーキを暖めます。
タイヤが温まってグリップ力が上がっていくのを感じます。

十分タイヤのグリップが上がったと思ったところでアタック開始です!
自分なりにいい勢いで各コーナーを駆け抜けます。
菅生はアクセルを踏みながら曲がっていくコーナーが多く、どれだけアクセルを踏んでいけるかがタイムに繋がります。

 

中盤にピットインのサインが出て、一度ピットに入ります。
メカニックさんが計測してくれたタイムを確認しますが、思いとは裏腹に全然タイムが伸びていません。

このままでは終われないので、再度コースインします。

速い選手を後ろから追いかけてペースを上げる作戦を試しますが、敵もさるもので(?)ペースを落とされたり、
他のマシンが間に入ってしまうなどで思うようにクリアラップが取れません。

結局、前の選手がいなくなった後、単独で走って出したタイムがベストラップとなり、自己ベストも更新したのですが、
8台中6番手で予選を終えました。

 

ピットに戻ると、昨年のF4ドライバーである阿知波選手が来てくれて、走りの感想と修正点を教えてもらいました。

この時点でトップとの差は約1.5秒。これは大きな差ですが、阿知波選手や他の方々からのアドバイスを生かして、
順位と自分の走りを高めていけるように、決勝に向けて気持ちを切り替えたのでした。

 

 
 
       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system