レースレポート
2009年10月4日 F4 EAST Rd.Final
2009 MOTEGI CHAMPION CUP RACE ROUND 4
 
予選
 

ついにステップアップとなる”Formula4”(以降F4)のレースに出場出来る事となりました。
F4東日本シリーズの最終戦にスポット参戦します。今年からチームを移動し、I believe Factory所属ドライバーとしてF4の活動がスタートしました。

しかし前日までの練習で、コースアウトしてしまったり、マシントラブルの発生などで走行時間を大きく削ってしまいました。走行が少なく準備不足感がありましたが、レースに出ることで学べることは多いので、自分のレベルアップに繋げたいと思いました。

 

予選

10月4日
天候:晴れ

昨年の筑波FJレースの頃と同じように、ASアートさんが応援に駆けつけてくださいました。

F4のタイヤはグリップの良い時間が短いという話を聞いていましたが、練習で確認することが出来ず、ぶっつけ本番のニュータイヤとなります。
今回は周りの選手のタイヤの使い方を模倣しながら、予選を運んでいくことにしました。

マシンに乗り込み、丁寧に操作しようと自分に言い聞かせます。
本当は走れることが嬉しくてテンションが上がっていましたが、前日まで全くタイムが出せていない状態で、いきなりここでタイムを出そうとして焦ってしまわないように、気持ちを静めました。

10時。いよいよ20分間の予選開始です。張り切って1番にコースイン!

次々に他チームのマシンもコースインし、何台かのマシンにはさまれながらアタックを行います。
はじめの数周は他のマシンと同じように蛇行して、タイヤを、特にフロントタイヤを意識して暖めます。

3周目の最終コーナーを立ち上がって、アタックに入ります!

ニュータイヤのグリップ力は想像以上のものでした。進入のブレーキングを遅らせて高い速度でコーナーに入ったときに、中古タイヤでは踏ん張りきれずに滑ってしまう所でも、しっかり路面を掴んでまったく挙動が乱れません。この挙動が乱れ始める位まで速度を上げていけるという事です。

 

しかしアタックのラップで、スローダウンするマシンが多くクリアラップが取れません。

アタックを始めて4周目でしょうか、グリップが落ちてきたのを感じます。確かにグリップの良い時間が短いということがわかりました。

他の選手はグリップ力が落ちるあたりでアタックをやめるのですが、私は走り続けます。自己ベストタイムを更新。しかし周りのタイムには到底追いつけません。良いグリップでの速度感覚を覚えるためにも努力していきました。

こうして20分の予選が終了し、順位は14台中13位という結果になりました。

タイムはトップから4秒落ちという大きすぎる差です。しかし、周りの選手と競る事でさらに自分のレベルを上げていけるはずです。課題をたくさん見つけられるように決勝も思い切り走ります。

 

 
 
       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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