第１レグ（５周）
　

この日の天候は雨。フォーメーションラップでコース状況を確認します。
思ったよりも水がたまっていないことが分かりました。

グリッドに付き、スタートを待ちます。初のもてぎレース、楽しみです！

シグナル点灯、そして・・・消灯！（スタート！）
各車いっせいに１コーナーに向けて加速します！前方ではスピンアウトするマシンが！
巻き込まれないようにかわして２コーナーを立ち上がります！ものすごい水しぶきでまったく前が見えません。

自分が何台抜いて何位にいるのかサッパリ分かりませんでしたが、ただ前にいるマシンを追い抜くべく走りました。

いきなり１周目の９０度コーナーでスピン！
何とかマシンはコース内に留まりましたが、かなり順位は落ちたはず。とにかく追い上げに入ります。

そこから何台抜いたか分かりませんでしたが、あるダンゴ状態のＦＪの群れの中から抜け出し、なんとトップに立ちます。

しかしトップを快走中のヘアピンコーナー。
注意したつもりで、ブレーキング。ところがまた突然リヤが横へ滑り出しスピン！
今度はコース外の砂利まで出てしまい、脱出に時間がかかってしまいました。
この間に６台に抜かれ、結局ＦＪ１６００クラス７位でチェッカー。

ピットに戻るとＡＳアートの伊藤さんに叱られてしまいました。もったいないレースです。
第２レグではこのようなミスは絶対にしないようにします。

ただ、雨の路面での走りに関しては手ごたえがあったので、第２レグは自信を持って臨めそうでした。

第２レグ（６周）

第１レグで気づいたのは、思ったよりもタイヤはグリップすることと、
安全に行くべきところは安全に行かなくてはならないということです。
とにかくコース上に残れば順位は上がっていくはずだと思い、集中していきます。
このレースで総合１５位以内に入らないとファイナルには進めませんが、
あまり気負いすぎないように気をつけます。

雨が降り続く中、レースが始まります。
赤ランプが点き、消灯と同時にスタート！
スピンなどの混乱が起きても慌てないように、落ち着いて１コーナーに飛び込みます。

後ろからついてくるＦＪのプレッシャーに負けないように走り続けます。
いつの間にか前後のマシンはいなくなり、単独走行に。

後半にスーパーＦＪが追いついてきました。
総合順位のことを考えると何とか抑えたいと思いましたが、やはり直線の速さが違い、
すぐに抜かれてしまいました。２台のスーパーＦＪに抜かれたところでチェッカー。
ファイナルへの通過が気になります。

ＦＪ１６００クラスでは４位で上位に入ったように思えましたが、総合では・・・１３位！
ファイナル進出は果たしましたが、ギリギリでした！

ピットに戻り、少し長い休憩時間となります。昼ごはんを食べ、ファイナルレースの準備を行いました。