レースレポート
2008年11月23日 Tsukuba Rd.Final
NOVEMBER RACE MEETING in TSUKUBA
 
決勝
 

決勝前は気温も上がり、穏やかな暖かさのある天候でした。
スポンサーさんや職場の方々も沢山来てくださり、すごく心強く感じます。

いよいよ18周の決勝が始まります。
3番グリッドからのスタートですので、スタート〜序盤でトップに出ることもできるはずです。
落ち着いて走れるように集中しました。

マシンに乗り込むと、皆さんが最後に声をかけてくださいました。

最初の方の言葉が 「リラックスしろよ!」
次の方が 「リラックスしろよ!」
その次の方も 「リラックスしろよ!」

・・・そんなに私の表情は硬かったのでしょうか。。。

 

そしてコースイン。グリッドで皆さんと握手をして気持ちを落ち着けます。

続いてフォーメーションラップに入ります。しっかりタイヤを暖め、グリッドに付きます。
13:20 シグナル点灯5秒前のボードが出されます。

そして赤ランプ点灯・・・・・・(今回は長かったです。)・・・消灯!(スタート!)
絶妙なクラッチミートで発進!!2速で加速!!そして3速に・・・入らず!!なんとここで痛恨のシフトミスです!

やっと3速ギアに入れ、加速しましたが時すでに遅し。
ドバドバーッ!と抜かれ、第1コーナーを団子状態で抜けると一気になんと9位まで落ちてしまいました。

「やってしまった。」

優勝を狙っていたのに、現実は前にマシンが行列状態。トップはどんどん逃げていっています。
もう止めてしまいたくなります。
が、ここで集中を切らしてはいけません。ちゃんと集中して前に出るチャンスを逃さないように気持ちを切り替えます。

 

周回が早いうちに前を追い越すべくコーナー進入で前のマシンに仕掛けます。
なかなか前に出られませんが、あきらめてはいけません。
すると前のマシンが、トラブルやスピンで脱落、2台がクラッシュで脱落、そして1台をオーバーテイクし、
気づけば4位にまで上がりました。やはり集中を切らさずにベストな走りを続けることが大事なのだと改めて思いました。
ここからは前に見える3位のマシンを追いかけます。彼を抜けば表彰台です!

 

すごく集中していました。3位の選手との間隔もまだ大きく、後ろも気にならず、ただひたすらステアリングの切り角とブレーキのコントロールを丁寧にやっていた覚えがあります。こうして走り続けていると、ほんの少しづつ3位の選手に追いついていっているのがわかりました。自分も小さなミスをしてしまったりするので、なかなか追い抜けるような距離まではもっていけませんが淡々とアタックを続けます。

終盤、周回遅れの選手が出てきたときには、「間を詰めるチャンス!」と思い集中していきました。

結局、18周では追いつくことはできず、4位でチェッカーを受けました。(その後3位に繰り上げ)


今回はトップ3台のバトルを見せなくてはならなかったのに、そこに加わることができなかったのはすごく悔しくて恥ずかしかったです。いい教訓となりました。今はたくさん失敗をすることで勉強していく時期だと考え、上のクラスに行った時に同じミスは犯しません。
良いことも沢山あった最終戦。今回沢山の方が応援に来てくださいました。すごく心強かったです!来てくださった皆さん、どうもありがとうございました!

さて、シリーズチャンピオンの行方ですが、JASCシリーズが1ポイント差で1位!!ついに念願のシリーズチャンピオン獲得です!!やりました!!そしてJAFシリーズはチャンピオンこそ逃したものの2位を獲得です!レース活動を始めて5年間。FJ1600で走りこんだ集大成として、ついにシリーズチャンピオンをとることができました。

振り返れば2008年筑波シリーズ全6戦中、優勝1回、2位2回、3位2回、ポールポジション3回、全戦でポイント獲得という今までで一番内容が濃く、沢山のことを学んだ年でした。このような機会を与えてくださったスポンサーの皆様、家族・親戚、職場の先輩方、友人他すべての方に、お礼を言いたいです。本当にありがとうございました。

今年のレースは12月にツインリンクもてぎで行われる「日本一決定戦」を残すのみとなりました。このレースでも良い結果を出し、来年のステップアップに繋げられるように、集中していきます!

まだまだこれからも応援をよろしくお願いいたします!

 
 
       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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