レースレポート
2008年6月22日 Tsukuba Rd.3
TSUKUBA Challenge Cup Race
 
決勝
 

決勝は18周。

決勝の1時間半前、再び雨が降り始めました。

しばらく様子を見ていましたが止みそうもないので、タイヤをレインに交換しました。
作業はまたイトキンと藤井君でした。またもありがとぅ〜。

描いていた中で一番いやなパターンの、決勝レースだけ、雨。
(今調べたら2004年5月19日の3本以来4年ぶり2回目のウェット走行でした。)

まったく走り方の分からない状態でレースに臨むのは恐ろしかったです。
スピンはしたくないですが攻めないと抜かれてしまいます。どのくらい攻めたらいいのか・・・

 

2戦ぶりのポールポジションにマシンを止め精神を統一します。「グリップを感じろ、グリップを感じろ・・・」これまでの2戦に比べて2.5倍くらいは緊張していました。

 

フォーメーションラップで1周コースを回って、グリッドに付き、シグナルを待ちます。

「5sec」のボードと同時にアクセルをあおります。


赤ランプ点灯!今回もなかなか消えない・・・!


消灯!(スタート)

ホイルスピンを思い切りしながらスタート!!若干失敗か!?

しかし1コーナーを無事トップで抜け、第1ヘアピンへ!

 

そしてブレーキ!・・・おお!意外と止まる!

ターン!・・・おお!意外と曲がる!

もうこの時点でだいぶ楽しくなっていました。
しかも後続車がどんどん離れていきます!いける!


いい気分で周回を重ねていました。

雨の走行は確かに滑りやすかったですが、覚悟していたほどではありませんでした。
もちろんタイムを出すには少しの度胸が必要でしたが・・・。

そうして走っているうちに、後ろには2位の選手が徐々に忍び寄っていました。

周回を重ねるごとに明らかにどんどん近づいてくるので、こっちもファステストラップを出しながらペースを上げて逃げました。

10周を過ぎる頃、ついに周回遅れが出てきました。

 

前に車がいると、水しぶきで全く見えないのです!
前のどこにいるのか分からない前走車をパスするのは、私にはすごく難しかったです!

てこずりながら何台かかわして行きましたが、当然、ペースが落ち、いよいよ2位のマシンがすぐ後ろに近づいてきたのが分かりました。

早く周回遅れをパスしたかったですが、もうどうにもしようがありませんでした。

そして運命の最終コーナー。

前には周回遅れが2台。

私はイン側へ、2位の選手がアウト側へ進入しました。


私の正面にはマシンが。アウト側はクリア。


「だめだ」


1位の座を明け渡すしかありませんでした。


インとアウトの二つの選択肢どちらを選ぶか。これが勝負です。これがレースです。

抜かれたあとは少しでも次の雨走行に生かせるよう、1位の選手の走りを見て勉強しました。

そしてチェッカー。

終盤に抜かれてしまったとはいえ、2位という自己最高位タイの記録でした!
ファステストラップも記録でき、雨でもタイムが出せる事が分かりました!

 

一番嬉しかったのは、レース後、沢山の人がアドバイスをくれた事です。雨の日のノウハウだったり、厳しい言葉だったり。もっと良くなるようにアドバイスを沢山の人が下さったと言う事は、期待されていると言うことに他なりません!(ポジティブすぎ!?)
ありがとうございました!

応援に来てくださった、ASアート伊藤さん、藤井選手、埼光オート今井会長、さいとーさん。雨の中、本当にありがとうございました。レースの前からずっと力を貸してくださいました。
優勝をお見せしたかったですが、まだまだ学べ、ということなんだと思います。

次戦は8月9日(予選)/10日(決勝)真夏の2デイズです。

次戦も頑張ります!

 

 
 
 
       

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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