1月14日

レースに参戦するドライバーは、自分専用車を一年間占有契約をする。当然人気のあるマシンは取り合いが起こる。
と、いうことでチームのオーディションが開催された。６名が走行し、タイムが良かった順に好きなマシンを取っていく、というもの。自分も、レース参戦できるかメドが立っていないのにもかかわらず、鼻息荒くオーディションに参加。人生２台目のレースカーをドライビングし、良い一年のために思いっきり走った。
結果、トップタイムで、１位となった。やった！ベストタイムも更新！
　

オーディションは獲ったものの、資金の都合で今年はレース参戦は断念する旨を、チームに連絡。
　

座学勉強会に出席。元Ｆ３レーサーでディープレーシング社長の関昌之氏から、”ドライビングテクニック”、”スポンサー”等の講義を受けた。 社長の言葉は感覚的な表現が多く、自分的にはわかりやすい。
　

筑波レース村主催のＮｅｗ　Ｙｅａｒ走行会。レースデビューするドライバーのためのリハーサルレース。自分も、鼻息荒く参加。予選では自分のベストタイムを更新。勝因は鼻息による排気量アップだろう。
予選で２０台中１０番手につけたものの、決勝の結果も変わらず１０番。ショボ！
　

高校生の弟を連れ工場へ遊びに行った。そこでチーフメカニックから、「１台レースマシンが空いているんだけど、乗らないか？安くしとくよ」と誘惑の言葉をかけられた。ゆれるレーサー鬼丸。結局、みんなに後れを取りたくない一心から、年間レンタルすることに決めた。このマシンが運命の、ＭＡＸＩＭ　３０８Ｂ。（写真）
　

３０８Ｂを筆下ろし。Ｎｅｗ　Ｙｅａｒ走行会で周りを見て感じた走りのイメージを実践したかった。が、マシンに慣れることで精一杯だった。
　

筑波ｒｄ２の前日練習。自分は出場しないのにもかかわらず、みんなに混ざって走行。速い人の後ろについて走ることで、ラインなどを勉強。速い流れに乗って走れたおかげで、前回とは変わってそこそこのタイムで周回できた。やはり今のレベルではノリだけでタイムは変わる。
　

今週ついに、ついについにレースデビューする！この日はそのレース”筑波ｒｄ３”の前日練習日。
３本走行して３本ともコースアウトによる走行終了。しかも３本目は、最終コーナーでスピンしたマシンをよけられずクラッシュ。
　

初レースの朝。前日大破したマシンを、メカニックのＩさん、Ｙさんが徹夜で修理してくれたおかげで、出場可能に。お二人には本当に感謝です。何とか恩返しをレース結果で。。。
と思ったものの結果は散々だった。実力のなさもあり、クラッシュのショックもあり、ベストタイムも出せず。 メカニックの二人のためにも一生懸命走って良い所を見せたかったが。。。
ただ、初のレースを無事完走し、バトルの迫力・ドライビングの難しさ・結果の悔しさ等全部をひっくるめて、やっぱり”レースはおもしろい”ということがわかった！ここでヒーローになるため、頑張ろう！
　

筑波ｒｄ４を観戦。ディープレーシングの関社長から、走行ラインについて教えてもらいながら決勝を見ていた。
　

連チャン練習２日目。４本も走行枠があったが、色々試してはみたものの、ドライビングが良くなった、とはいえない。どこがどうなら”良い”のか具体的に見えていない？どうすれば"良く"なるのか、わかっていない？ ベストタイムどころではなかった。
　

真夏のレース筑波ｒｄ６。予選に対し順位を上げてゴール！前回よりは上だが、１１位。
とりあえず、予選より上の順位になれたこと、完走できたこと、は良かった。そして、もっと練習して上の順位をとりたい！という気持ちがますます大きくなった。
　

レース後初走行。先日のｒｄ６のタイムよりも速いタイムで走行。
　

ＦＪ１６００富士シリーズ第４戦を観戦。富士も走ってみたいサーキットである。
　

筑波シリーズ最終戦に向けて、目標タイムを掲げ練習を開始。今回は目標クリアならず。
　

２日連続で練習。やはり目標クリアならず。
　

またも目標クリアならず。焦りで走りがシッチャカメッチャカになってきた。もはや頭が切り替わらない。
　

筑波シリーズ最終戦４日前練習日。こんな時でもコースアウト。
　

筑波シリーズ最終戦前日練習。結局目標タイムを出せずに明日のレースに臨む。
　

筑波シリーズ最終戦。追突され、リヤサスペンション破損。９周でリタイヤ。欲求不満の溜まるレースウィークであった。

１２月２５日に鈴鹿サーキットにて開催される”２００５ＦＪキングオブキングス”、いわゆる「日本一決定戦」に出場を決意。
　

筑波サーキットで練習走行。好タイム出ず。
　

ＦＪキングオブキングス練習日、のはずだったが、降雪による大混乱で練習時間にサーキット入りできず、見学のみ。
　

ＦＪキングオブキングス練習日。いつもとはタイプの違うサーキットで戸惑いながらも、新しい走りを学ぶ。
　

１年間の締めくくり、ＦＪキングオブキングス。
タイムアタック、予選レース、決勝レースのレース漬けのハイテンションな１日を過ごす。この日だけ突然速く走れるわけはなく、ヘッポコばしりを披露し、予選レースで敗退となってしまった。
わざわざサーキットまで応援に来てくれた人、一生懸命サポートしてくれたディープレーシング、ドライビングを教えてくれたインストラクターさんに全くいいところを見せられず、本当に申し訳ないと思った。

この１年間、生活費を削って車をレンタルし、無理を言って会社を休ませてもらいながら練習を重ね、ＦＪの事ばかりを考えて過ごしてきた。ＦＪキングオブキングスで、少しは速くなっている自分を確認したかったが、速さを全く感じられなくてなんだか１年間がムダに過ぎてしまったような気がして、レースの後、悔し涙を流した。

とにかく、このままでは、やめられない。 復活の２００６年に続く。